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手描き武者のぼり|いわき絵のぼり吉田 絵師・辰昇

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長寿と財福の亀図 | いわき絵のぼり吉田CONCEPT

江戸時代の節句幟に描かれた亀図
・亀図|江戸時代の節句幟 — いわき絵のぼり吉田蔵

亀は長寿と財産を象徴する吉祥画

亀図のもつ由緒

—— 長寿財福を象徴する吉祥の主題です。

鶴は千年、亀は万年」のことわざに見られるように、古来長寿祈願の図として尊ばれてきました。
さらに民間では、亀は財を運ぶ縁起のよい生き物とも語り継がれています。

近藤辰治と「矢羽根(やばね)」の図柄

—— 明治〜昭和期の絵師近藤辰治は、上棟の飾り「矢羽根」にかぶらなどを描きました。
亀もその吉祥図の一つとして代々継承されてきました。

幸せが末永く続くようにという願い

—— 矢羽根には天長地久(てんちょうちきゅう)の四字を記すことがあります。

老子の語に由来し、「天地が久しく変わらぬように、物事が永く続く」との意。
家の長久繁栄を願う言葉として添えられます。


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