—— 虎はアジア各地に広く生息し、
人の力を超える存在として古くから畏れられてきました。
その強さと威厳から、
守護神のような存在としても捉えられ、
厄を払う力を持つと信じられてきました。
—— 親子虎図は、
厳しい自然の中で生きる母虎と子虎の姿を描いたものです。
まだ思うように動けない子虎を、
母虎が口にくわえて安全な場所へ運ぶ様子には、
深い愛情と守りの意味が込められています。
このことから、
厄除けや邪気払いに加え、
親子の絆を象徴する吉祥図として親しまれてきました。
—— 室町時代から江戸時代にかけて、
武家は「龍虎図」や「竹に虎」などの図柄を好みました。
虎の持つ勇猛さは、
武士の気概を表すものとされ、
力強さと決断の象徴として描かれてきました。
その流れは、
武家の旗指物や絵のぼりにも受け継がれていきます。
—— 本図では、金や銀の光沢顔料を用い、
格調の高さと温かみをあわせ持つ表現としています。
親子虎図には、
子どもが家族の愛情に守られながら健やかに育ち、
人生の荒波を力強く乗り越えていくようにという願いが込められています。
—— 絵のぼりの制作やご相談については、
下記よりご案内しております。
まだ具体的にお決まりでない方も、
どうぞお気軽にお問い合わせください。
文・辰昇|絵のぼり絵師
福島県いわき市
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松重豊さん出演「福島豊」Youtubeシリーズにて、
絵のぼり工房として紹介されています。
工房訪問回および絵のぼりのお披露目回です。
人の集まるハレの場を象徴する、ユーモラスな「旗印」として。
松重豊さんが工房へ(第7話)
絵のぼりお披露目(第8話)