—— 風神と雷神は、風や雷といった自然現象をつかさどる神として、
古くから東アジア全域で信仰されてきました。
荒ぶる自然を神として捉え、畏れ敬うという考え方は、
自然災害の多い日本の風土とも深く結びついています。
—— 風神雷神の図像は、中国の仏教美術を通じて日本へ伝わりました。
寺院に見られる天部像の表現の中に取り入れられ、
やがて日本独自の造形として発展していきます。
とくに日本では、風水害や落雷、干ばつなどの災いに対して、
自然への祈りと感謝を込めた護法神として信仰が深まりました。
—— 絵画として広く知られているのは、
江戸初期の絵師・俵屋宗達による《風神雷神図屏風》です。
この作品は、三十三間堂の仏像をもとに描かれたともされ、
後に尾形光琳や酒井抱一らによって受け継がれていきました。
現在では、日本美術を象徴する図像のひとつとして、
国内外で広く知られています。
—— 端午の節句において、風神雷神は
子どもを守る神として描かれることがあります。
災厄を祓い、健やかな成長を見守る存在として、
人々の願いが託されてきました。
また、自然への敬意や共に生きる心を表す象徴としても、
大切にされています。
—— 当工房の《風神雷神図》では、
狩野派に連なる構図や筆法を踏まえながら、
現代の空間にも調和するように描いています。
古典の持つ荘厳さを活かしつつ、
室内でも飾りやすい一作として仕上げました。
—— 絵のぼりの制作やご相談については、
下記よりご案内しております。
まだ具体的にお決まりでない方も、
どうぞお気軽にお問い合わせください。
文・辰昇|絵のぼり絵師
福島県いわき市
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松重豊さん出演「福島豊」Youtubeシリーズにて、
絵のぼり工房として紹介されています。
工房訪問回および絵のぼりのお披露目回です。
人の集まるハレの場を象徴する、ユーモラスな「旗印」として。
松重豊さんが工房へ(第7話)
絵のぼりお披露目(第8話)