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手描き武者のぼり|いわき絵のぼり吉田 絵師・辰昇

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風神雷神図の由来|いわき絵のぼり吉田CONCEPT

辰昇作いわき絵のぼり風神雷神図
・風神雷神図 節句のぼり|いわき絵のぼり吉田作品

風神雷神図とは ── 大自然への畏敬と、邪気を祓う守護の神
いわき絵のぼり吉田・絵師 辰昇

風神雷神──東洋における自然現象の神

—— 風神と雷神は、風や雷などの自然現象をつかさどる神格として、古くから東アジア全域で崇められてきました。
荒ぶる自然を神と捉え、畏れ敬うという思想は、自然災害の多い日本の風土と深く結びついています。

日本への伝来と仏教美術の中の風神雷神

—— 風神雷神の図像は、中国の仏教美術を通じて日本へ伝来しました。
寺院の天部像(てんぶぞう)などに見られる神々の表現の中に取り入れられ、日本独自の造形美として発展していきます。

特に日本では、風水害・落雷・旱魃などの天変地異に対応する「自然への祈りと感謝」という意味合いをもって、護法神(ごほうしん)としての信仰が深まりました。

俵屋宗達による様式化──絵画としての風神雷神図

—— 絵画として有名なのは、江戸初期の絵師・俵屋宗達による《風神雷神図屏風》。
この作品は、三十三間堂に伝わる仏像を参考に描かれたとされ、後世の琳派(尾形光琳、酒井抱一など)によって繰り返し模写・継承されました。

今日では、日本美術における象徴的な図像として、国内外で広く知られています。

節句飾りとしての風神雷神──守護と成長の願い

—— 端午の節句において風神雷神は、子どもの守り神として描かれることが多く
「災厄を祓い、健やかな成長を見守る存在」として信仰されてきました。
また、自然への敬意や共存の心を育む象徴としても、大切にされています。

当工房による制作──狩野派を踏まえた古典様式

—— 当工房の《風神雷神図》では、狩野派に連なる構図や筆法を参考にしながら、
室内飾りにもふさわしいバランスで描き上げました。
古典の荘厳さを現代の空間に調和させた一作となっております。


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