—— 大黒様は、七福神の一員で、
五穀豊穣や台所の守護の神として、
庶民の暮らしに寄り添ってきました。
現在では、
穏やかで福々しい神として知られていますが、
その起源は、意外にも日本ではありません。
—— 大黒様のもととなるのは、
古代インドの神「大黒天」です。
もともとは、
人の生死を司る
畏れ多い存在とされていました。
それが仏教とともに東アジアへ伝わり、
やがて日本にももたらされます。
—— 日本に広まる契機は、
最澄(767–822)が唐から信仰を伝え、
比叡山延暦寺の守護神としたことに始まると伝えられています。
その後、寺社や民間信仰の中で、
次第に「福徳の神」として受け入れられていきました。
—— 鎌倉時代に入ると、
大国主命(おおくにぬしのみこと)が「だいこく」と読めることから、
両者は同一視されるようになります。
これにより、荒々しい神から、
優しく親しみやすい福の神へと
そのイメージは大きく変化していきました。
—— 大黒様は、
・袋を肩に担ぎ
・打ち出の小槌を持ち
・米俵の上に座る
姿で表されます。
頭巾をかぶったその姿は、
豊かさと安心を象徴するものです。
また、小槌からは
願いを叶える「如意宝珠」が現れるとも伝えられ、
福をもたらす神として
広く信仰されています。
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文・辰昇|絵のぼり絵師
福島県いわき市
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松重豊さん出演「福島豊」Youtubeシリーズにて、
絵のぼり工房として紹介されています。
工房訪問回および絵のぼりのお披露目回です。
人の集まるハレの場を象徴する、ユーモラスな「旗印」として。
松重豊さんが工房へ(第7話)
絵のぼりお披露目(第8話)