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手描き武者のぼり制作いわき絵のぼり吉田 三代目絵師辰昇

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笛吹童子騎牛帰家の由来|いわき絵のぼり吉田CONCEPT

室内用いわき絵のぼり「笛吹童子騎牛帰家」 辰昇作

自由な境地、心豊かな人生祈願~「騎牛帰家図」の魅力とは


1.禅画の十牛図とは

禅の修行段階を表現するために用いられるのが、「十牛図」という十枚の絵です。
その中でも、六番目に位置するのが騎牛帰家図(きぎゅうきかず)」です。
節句の絵のぼりにおいて、この図柄が描かれる機会は、近年では珍しくなっています。

2.笛吹童子騎牛帰家の由来

禅画「十牛図」は、悟りを求める過程を、現在の自己を童子、最終的な理想とする自己を牛として表現しています。 牛(理想の自己)を見失い、長い放浪の旅を経て、ついに牛を見つけ出し帰宅の途につく童子(現在の自己)。 童子はもはや牛を制御する必要もなく、自在に操る境地に至り、悠々と笛を楽しんでいます。 この「笛吹童子騎牛帰家」は、心の自由を手に入れた人間の境地を表しており、一般的には人生における重要な段階と見なされています。

3.子供の人生の充実を願い描かれる

節句の絵のぼりには、江戸時代後期に庶民的な作風によって描かれた例が存在し、子供たちの幸福な人生を願って飾られました。 江戸時代の後半ごろ、多くの人々がこのような教訓を学んだことが考えられます。 禅画「騎牛帰家/十牛図」は、現代の私たちにとっても、人生の旅路における貴重なガイドとなり得る古典と言えるでしょう。

いわき絵のぼり吉田 絵師辰昇


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