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手描き武者のぼり制作いわき絵のぼり吉田 三代目絵師辰昇

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牛若丸と弁慶の由来CONCEPT

牛若丸と弁慶五条大橋の図室内用いわき絵のぼり辰昇作

柔よく剛を制する〜牛若丸と弁慶の逸話が今も人気の理由

1.逸話の背景

牛若丸と武蔵坊弁慶むさしぼうべんけいの五条大橋での闘いは、平安時代末期の逸話として広く愛されています。一般的に知られるエピソードは、創作が加わり、以下のような物語として親しまれています。

2.弁慶の刀集め

破戒僧の弁慶は、自分のゲン担ぎとして1000本の刀を集めようとし、五条橋を渡る者に狼藉(ろうぜき)をはたらいていました。
そうして999本まで刀を集めた弁慶の前に通りかかったのは、被衣かずきをまとう華奢きゃしゃな牛若丸(源義経)でした。 弁慶は薙刀なぎなたで襲いかかりますが、身軽で素早くかわす牛若丸に翻弄され、結局倒れてしまいます。 降参した弁慶は心を入れ替え、牛若丸(義経)の側近となり大いに貢献します。

3.逸話の人気

このエピソードは、江戸時代から絵のぼりでも人気が高く、現在においてもよく描かれています。 弁慶という乱暴な性格の大男を、少年である牛若丸が軽快に倒す様子は、「柔能制剛じゅうのうせいごう(柔よく剛を制す)」という教訓を表しており、人々に愛されてきました。

4.本図の描写

牛若丸と弁慶の由来を描く本図では、弁慶の薙刀をかわす牛若丸が、被っていた華奢な被衣を脱ぎ捨てる瞬間を描いています。 江戸時代の浮世絵に描かれる伝統的な作風で制作しました。

いわき絵のぼり吉田 絵師辰昇

→Wikipedia源義経のページを見る
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牛若丸と弁慶の他、以下に各図柄由来もご紹介

以下、いわき絵のぼり図柄の由来一覧です。
古人が様々な物語に託した男児成長祈願。
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06. 大黒

説話、神話

13. 高砂

武者絵

動物

20. 龍虎

25. 若駒

26. 鶴亀

27.

28.

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この記事の執筆者:いわき絵のぼり吉田の絵師辰昇(しんしょう)

手描き武者のぼり「いわき絵のぼり吉田」。福島県指定伝統的工芸品。
絵師辰昇(しんしょう)による肉筆(手描き)絵のぼりの世界をご覧下さい。

いわき絵のぼり絵師辰昇プロフィール(代表作/鍾馗幟)
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