—— 獅子はもともとライオンを指す言葉で、
その源流は古代オリエントやエジプトのスフィンクスにまでさかのぼるとされています。
強さと神聖さをあわせ持つ存在として、
古くから特別な意味を持つ動物でした。
—— ライオンのイメージは東方へと伝わり、
中国で「獅子」として具象化されます。
さらに日本へは「唐獅子」として伝来し、
当初は犬に似た聖獣として受け止められました。
やがてその姿は、
神社に置かれる狛犬の観念とも結びついていきます。
—— 奈良・平安時代の宮中では、
左右一対の唐獅子と狛犬が飾られていました。
しかし時代が下るにつれて両者の区別は曖昧になり、
庶民の間では総称して「狛犬」と呼ばれるようになります。
こうした変化の中で、
獅子は日本独自の守護の存在として定着していきました。
—— 現在でも各地の祭礼では獅子舞が行われ、
その頭に噛んでもらうことで厄を払うと信じられています。
じゃれ合うように絡み合う獅子の姿を描いた「絡み獅子図」は、
こうした信仰を背景に生まれた図柄です。
厄除け、安寧長寿、そして五穀豊穣を願う吉祥図として、
古くから親しまれてきました。
—— 絵のぼりの制作やご相談については、
下記よりご案内しております。
まだ具体的にお決まりでない方も、
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文・辰昇|絵のぼり絵師
福島県いわき市
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松重豊さん出演「福島豊」Youtubeシリーズにて、
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松重豊さんが工房へ(第7話)
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