—— 馬の図像は古くから描かれ、
絵馬をはじめ多くの場面で用いられてきました。
もともとは神への祈願として、
生きた馬を奉納する風習があったと考えられています。
やがて時代が下るにつれ、
馬の絵を奉納する形へと変化し、
これが絵馬の始まりとされています。
—— 若駒図は、
若い馬の姿を通して、
子どもが健やかに、いきいきと成長することを願う
吉祥の図柄です。
勢いよく駆ける若駒の姿は、
未来へ向かう力や発展を象徴しています。
—— 「馬」の字を左右反転させた「左馬」は、
古くから福を招く印とされてきました。
その理由の一つに、
「うま」を逆から読むと「まう(舞う)」となり、
めでたい意味に通じるという考え方があります。
—— 左馬を図として表す際、
馬は右向きに描かれることが多く、その理由には諸説があります。
ひとつは、神社仏閣に奉納する際、
神前から見て左向きになるように描いたとする説。
もうひとつは、鑑賞者の立場から見て
左手側にいる馬を「左馬」とする考え方です。
いずれも、祈願や奉納の場と結びついた解釈といえます。
—— 本図では、
狩野派や浮世絵師に受け継がれてきた画法を踏まえ、
勢いよく駆ける左馬の姿として表現しました。
若駒の力強さと軽やかさを通して、
成長と飛躍への願いをかたちにしています。
—— 絵のぼりの制作やご相談については、
下記よりご案内しております。
まだ具体的にお決まりでない方も、
どうぞお気軽にお問い合わせください。
文・辰昇|絵のぼり絵師
福島県いわき市
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松重豊さん出演「福島豊」Youtubeシリーズにて、
絵のぼり工房として紹介されています。
工房訪問回および絵のぼりのお披露目回です。
人の集まるハレの場を象徴する、ユーモラスな「旗印」として。
松重豊さんが工房へ(第7話)
絵のぼりお披露目(第8話)