—— 義経の弓流しは、
平安時代末期の源平合戦における逸話です。
元暦二年(1185年)、
源義経率いる源氏軍は讃岐国屋島を攻め、
屋島の戦いが始まります。
平氏は海上へ退き、
源氏の兵が少ないと見るや、船上から激しい矢戦を仕掛けました。
この戦いは、那須与一が
平家の船上に掲げられた扇の的を射抜いた逸話でも知られています。
—— 激戦のさなか、義経は
誤って自らの弓を海に落としてしまいます。
部下が止めるのも聞かず、
矢の飛び交う中を沖へ進み、弓を拾い上げたと伝えられます。
帰陣後、義経は
「強い弓であればまだしも、弱い弓を用いると知られれば恥となる。
それゆえ命を賭して取り戻した」と語り、
武士としての矜持を示したとされています。
—— この逸話は、
武士の精神を象徴する場面として語り継がれてきました。
端午の節句の絵のぼりでは、
家を正し徳を磨く「修身斉家」の心を託し、
名誉と勇断を示す図柄として描かれます。
多くの場合、
弓を拾おうとする義経と、
それに従う弁慶の姿が配され、
家の誇りと決断の強さを表現しています。
—— 絵のぼりの制作やご相談については、
下記よりご案内しております。
まだ具体的にお決まりでない方も、
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文・辰昇|絵のぼり絵師
福島県いわき市
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松重豊さん出演「福島豊」Youtubeシリーズにて、
絵のぼり工房として紹介されています。
工房訪問回および絵のぼりのお披露目回です。
人の集まるハレの場を象徴する、ユーモラスな「旗印」として。
松重豊さんが工房へ(第7話)
絵のぼりお披露目(第8話)