本文へスキップ

手描き武者のぼり|いわき絵のぼり吉田 絵師・辰昇

  1. ホーム>
  2. 絵のぼり伝統>
  3. 手描きと印刷仕立ての違い

手描きと印刷仕立ての違い

—— 本ページでは、手描き絵のぼりを制作する工房の立場から、
手描きと印刷仕立ての違いを整理しています。

印刷仕立てが適している場面もあるため、
それぞれの特性を中立的に記しています。

比較

左:手描き武者のぼり(いわき絵のぼりのアップ)右:量産の武者のぼり(印刷製品のアップ)
手描き/印刷の比較

・手描き武者のぼり
木綿などの布に、職人が筆で直接描いて制作します。
肉筆や筒描など、日本画や染色の技法を用い、
一枚ずつ仕上げられます。

制作工程そのものが作品の核となり、
筆致や色の重なりに個体差が生まれます。
落款や来歴が残る点も特徴です。

・印刷仕立て武者のぼり
デジタルデータをもとに、
インクジェットや昇華転写などで出力されます。

均一性や手軽さに特長があり、
扱いやすい既製タイプです。



※本ページの比較は、教育目的の一般的な整理です。
特定のメーカーや商品を評価するものではありません。


手描きと印刷仕立ての違い

—— 印刷仕立て(量産)と本手描きは、
遠目には似て見えることもありますが、
制作の工程や成り立ちは大きく異なります。

本手描き(伝統工芸) 印刷仕立て(量産)
制作方法筆に布で直接描くデータをもとに印刷
制作単位一枚ずつ制作同一データを複製制作
修復補修が可能劣化時は交換が一般的
誂え家紋や寸法の調整が可能既成サイズから選択

▼本手描き絵のぼりを制作している様子


まとめ

本手描きは、大切に取り扱う一点物。
印刷仕立ては、扱いやすい既製タイプです。

当工房では本手描きを制作しておりますが、
最終的には、ご家庭の価値観や用途に合わせてお選びいただければと思います。

絵師・辰昇


FAQ

Q. 印刷仕立てを節句に飾る場合、それは「伝統」ですか?

A. 印刷仕立ては、
伝統工芸の制作方法ではありません。
しかし、節句という伝統の場で用いられる道具の一つです。

Q. 手描きの武者のぼりは、屋外で色あせませんか?

A. 長期間、紫外線や風雨にさらされた場合には、
退色が生じることはあります。

ただし、手描きの武者のぼりは、
痛みを直しながら受け継いでいく事が出来ます。
地域や保存状態にもよりますが、
数世代にわたり大切に受け継がれてきた例もあります。


—— ご質問・ご相談

作品に関する疑問・ご質問は、こちらよりお寄せください。

お問合せフォームアイコンご質問・ご相談はこちら
  1. ホーム>
  2. 絵のぼり伝統>
  3. 手描きと印刷仕立ての違い

バナースペース

見出し記号アイコン SNSでも日々情報を発信しています(X/Instagram)


初節句を彩る「いわき絵のぼり」紹介動画

これまでにお客様から寄せられた貴重なお写真とともに、初節句の勇壮な雰囲気をご紹介しています。

→ 投稿を見る(X)


いわきFC応援幕|鍾馗図原画の制作

いわきFCの巨大な応援幕の原画として、「端午の節句の魔除けの神」鍾馗様を描かせていただきました。

→ 投稿を見る(X)


書籍掲載のご報告|『ときめくニッポン職人図鑑』

全国31人の職人のひとりとして掲載いただきました。

→ 投稿を見る(X)


鎮守氷川神社|クシナダヒメ様奉納画

以前納めさせていただいた「スサノオ様」と一対となる、主祭神「クシナダヒメ様」を描かせていただきました。

→ 投稿を見る(X)


松重豊さん出演「福島豊」Youtubeシリーズにて、
絵のぼり工房として紹介されています。
工房訪問回および絵のぼりのお披露目回です。

人の集まるハレの場を象徴する、ユーモラスな「旗印」として。

松重豊さんが工房へ(第7話)

→ 動画を見る(youtube)


絵のぼりお披露目(第8話)

→ 動画を見る(youtube)

→ 福島豊(公式)