本文へスキップ

手描き武者のぼり制作いわき絵のぼり吉田 三代目絵師辰昇

お問合せ、ご注文方法

〒971-8182 いわき市泉町滝尻字根ノ町73

  1. ホーム>
  2. 制作者について>
  3. 江戸期の絵のぼり収集記>
  4. 寺子屋図まねき/無銘(江戸後期~明治初期)

江戸期の絵のぼり収集記CONTACT US

13.寺子屋図まねき 無銘 非売品

筒描き 寺子屋図まねき 江戸後期~明治初期01
寺子屋図まねき(筒描き)無銘。
江戸後期~明治初期。
約190×約33cm。木綿製。

絵のぼり吉田蔵

染師が描いた筒描(つつが)

こちらは江戸後期から明治初期ごろ、端午節句の絵のぼりに付属品として付けられた「まねき(小旗)」です。

筒描きの技法で制作された染物(白い輪郭線が特徴)には、以下の2パターンがあります。
・絵師による下絵をもとに染師が制作
・染師が下絵から染めまで一貫して制作

この作品は、後者のパターンです。

「学問に励んでほしい」という親心

筒描き 寺子屋図まねき 江戸後期~明治初期02
筒描き 寺子屋図まねき 江戸後期~明治初期03

子どもの初節句に寺子屋の絵を飾る。
その親心は「学問に励んで将来立派な人物に」というもの。
制作者の染師は一見(つたな)いようですが、後ろでふざける子供たちと勉強に励む子供、それぞれを温かい眼差しで表情豊かに描いています。

江戸時代は中国の説話が流行。
登場人物が中国風に描かれることがあり、ここでは子供の一人が「唐子」になっています。

いわき絵のぼり吉田 絵師辰昇(しんしょう)

<<前の記事へ
次の記事へ>>

古作の絵のぼり一覧
随時更新 / すべて非売品

-江戸期の絵のぼり収集記

いわき絵のぼり吉田、屋外用手描き武者のぼりのページへ
150年以上眠っていた、全国各地の節句の武者絵のぼりを紹介。

-武者絵のぼりとは?画像で見る歴史

いわき絵のぼり吉田、室内用手描き武者のぼりのページへ
江戸時代に、北斎をはじめ多くの絵師が描いた「絵のぼり」をご存じですか?

-屋外用いわき絵のぼりを見る

いわき絵のぼり吉田、屋外用手描き武者のぼりのページへ
[伝統的な庭飾り]
端午節句の空を彩る勇壮な絵のぼりは、人生の門出にふさわしい旗印です。

-室内用いわき絵のぼりを見る

いわき絵のぼり吉田、室内用手描き武者のぼりのページへ
[格調高く身近な室内用]
お子様の成長を見守る守護神として。取り扱いが簡単で若い方に好評です。
 手描き武者のぼり制作、いわき絵のぼり吉田のHomeへ

-HOMEへ戻る | 手描き武者のぼり制作いわき絵のぼり吉田

関連ページ
  1. ホーム>
  2. 制作者について>
  3. 江戸期の絵のぼり収集記>
  4. 寺子屋図まねき/無銘(江戸後期~明治初期)

バナースペース