本文へスキップ

手描き武者のぼり(節句の五月幟)制作 いわき絵のぼり吉田 武者絵.com

お問合せ、ご注文方法

〒971-8182 いわき市泉町滝尻字根ノ町73

  1. ホーム>
  2. 制作者について>
  3. 江戸期の絵のぼり収集記>
  4. 三番叟図幟/無銘(江戸後期)

江戸期の絵のぼり収集記CONTACT US

08.三番叟幟(さんばそうずのぼり) 無銘 非売品

三番叟図幟 江戸後期 筒描き いわき絵のぼり吉田蔵
三番叟図幟(さんばそうずのぼり)(筒描き)無銘。
江戸後期。
約370×約68cm。木綿製。

絵のぼり吉田蔵

端午節句に三番叟(さんばそう)

輪郭線を白く表現する「筒描(つつが)き」技法で制作された、江戸後期の絵のぼりです。
図柄は能などで演じられる三番叟(さんばそう)
現代ではお正月のイメージですが、江戸期には神聖な祝賀の図として端午節句にも用いられました。

江戸後期の筒描(つつが)(のぼり)、制作年代は?

三番叟図幟 アップ

デフォルメした能面と、躍動感あるポーズ。
似た作例を検索すると、メトロポリタン美術館所蔵の祭礼幟(さいれいのぼり)を発見。
絵の表現に共通点があり、私の収集品よりやや描き込まれています。

その幟は文政10年(1827)作とのこと。
本作も文政~天保年間(1818-1845)ぐらいの制作だと思われます。

2017.11.23 いわき絵のぼり吉田 絵師辰昇(しんしょう)

<<前の記事へ
次の記事へ>>

江戸期の絵のぼり収集記へすすむ
江戸期の絵のぼり収集記
150年以上眠っていた、江戸期の絵のぼり。
収集品から制作者の謎をひも解く。
随時更新。

 手描き武者のぼり制作、いわき絵のぼり吉田のHomeへ

HOMEへ戻る | 手描き武者のぼり制作いわき絵のぼり吉田

関連ページ
  1. ホーム>
  2. 制作者について>
  3. 江戸期の絵のぼり収集記>
  4. 三番叟図幟/無銘(江戸後期)

バナースペース