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舞い上がる牛若丸 ![]() |
| —— 源義経の幼少期である牛若丸と、 武蔵坊弁慶の出会いを描いた 室内用いわき絵のぼりです。 五条橋での立ち合いにおいて、 小柄な牛若丸が大男の弁慶を打ち負かした逸話は、 古くから武勇と才覚の象徴として語り継がれてきました。 男児の成長と、 知恵と力の調和を願う意味を込めて 飾られる節句の武者図です。 【図像の由来】牛若丸と弁慶の物語は、京都・五条橋での出会いとして知られ、 武勇伝の中でも特に有名な場面のひとつです。 多くの刀を奪っていた弁慶に対し、 牛若丸は軽やかな身のこなしでこれを打ち破り、 以後、弁慶は家来として仕えることとなります。 この逸話は、 力だけでなく知恵や技によって道を切り開く姿として、 江戸時代の武者絵や節句幟にも描かれ、 男児の成長を願う図像として親しまれてきました。 【この図像について】本作は、江戸期の歌川派による肉筆絵のぼりの古作に触れ、 その深い描写力と美しさに感銘を受けて創出した作品です。 歌川派の武者絵に見られる 構図や人物表現を踏まえながら、 牛若丸と弁慶の対比を 一画面の中に構成しました。 軽やかに舞う牛若丸と、 力強く構える弁慶の姿を通して、 柔と剛の対照を際立たせた図像です。 江戸時代の節句幟にも通じる 武者図の伝統を受け継ぎつつ、 現代の住まいにも飾りやすい 室内用の図像としてまとめた作品です。 |
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【制作について】この作品は、三代目の絵師・辰昇(しんしょう)による完全手描きの肉筆画で制作された 室内用いわき絵のぼりです。 福島県指定伝統的工芸品 「いわき絵のぼり」の技法を用い、 一枚ずつ丁寧に描いています。 【サイズ】約1.7×0.7m |
【関連作品】
▼ 成長と出世を願う、金太郎の吉祥図
▼ 勢いよく跳ねる若駒に、飛躍の願いを込めた図
▼ 立身出世を象徴する、歴史上の武将の図
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松重豊さん出演「福島豊」Youtubeシリーズにて、
絵のぼり工房として紹介されています。
工房訪問回および絵のぼりのお披露目回です。
人の集まるハレの場を象徴する、ユーモラスな「旗印」として。
松重豊さんが工房へ(第7話)
絵のぼりお披露目(第8話)