全国の職人の仕事とともに、いわき絵のぼりを伝える
1|全国31人の職人を紹介する『ときめくニッポン職人図鑑』
——『ときめくニッポン職人図鑑』は、ニッポン手仕事図鑑編集長・大牧圭吾氏の著書として、2024年11月にオークラ出版から刊行されました。
日本各地で仕事をする31人の職人と、その手から生まれる31の工芸品を紹介する一冊です。
工芸品の特徴だけでなく、職人の仕事や工房、ものづくりへの思いなども、豊富なイラストを交えて紹介されています。
漢字にはルビが振られ、対象年齢は10歳以上。
子どもたちが職人という仕事や、日本各地の手仕事に触れる入口となるよう構成されています。
2|「いわき絵のぼり職人」として紹介
—— 本書では、「いわき絵のぼり職人」として、いわき絵のぼり吉田の仕事を見開きで紹介いただきました。
絵のぼりとはどのようなものかという説明とともに、工房で絵を描く姿や、筆・刷毛を使って色を重ねていく制作の様子がイラストで描かれています。
完成した絵のぼりだけでなく、一枚の絵をどのように描き上げているのかという制作の側まで取り上げていただいたことも、本書の特徴です。
誌面ではさらに、絵を描く際の色の重ね方や仕事の進め方など、実際の制作についても紹介されています。
また、「大好きな一品」として、特注で制作した神社の幟が取り上げられるなど、絵師としてどのような仕事をしているのかにも触れられています。
3|職人の仕事を、次の世代へ
—— 本書では、職人への質問を題材とした4コマ漫画なども交えながら、それぞれの仕事を親しみやすく紹介しています。
いわき絵のぼりについても、制作中の出来事を題材としたページがあり、専門的な仕事の世界を、子どもたちにも伝わりやすい形で描いていただきました。
絵のぼりは、地域の節句文化の中で受け継がれてきた手仕事です。
全国各地のさまざまな職人の仕事とともに、現在の「いわき絵のぼり職人」の仕事を紹介いただいたことは、この文化を次の世代へ伝えていく上でも、ありがたい機会となりました。
制作|辰昇(絵のぼり絵師)
福島県いわき市
『古布に魅せられた暮らし』|掲載
現代の絵のぼり制作家として紹介。
▶ 詳細を見る
大人の休日倶楽部
いわき絵のぼりの制作と、古作の収集・研究について紹介。
▶ 詳細を見る
『江戸の幟旗』|展覧会図録
松濤美術館の展覧会図録で、現代の絵のぼり制作活動を紹介。
▶ 詳細を見る―― 制作のご相談はこちら
節句の絵のぼりをはじめ、奉納画、祭礼幕、旗印など、木綿地への手描きによる絵画制作を承っています。
使用する場や目的、図柄、大きさなどを伺いながら、一点ずつ制作しています。