〒971-8182 いわき市泉町滝尻字根ノ町73
あまり知られていない江戸期の絵のぼり(節句 |
古作の絵のぼり一覧
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16.
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江戸後期。 約104×約42cm。縮緬製。 *現在は幟旗から掛軸に改装済。 絵のぼり吉田蔵 |
元は室内用小型絵のぼり、後世に軸装 |
【コントラストを上げた画像】 |
肉眼でも輪の痕跡がわかります。 |
江戸後期に 上部と右側に輪を外した日焼け跡があることから、制作当時は また左下にも、三角形の補強布の痕跡あり。 後世の人が掛軸に仕立て直したようで、このような例は珍しくありません。 |
狩野派表絵師、狩野玉円永信 |
作者は狩野 表絵師をつとめる 「表絵師」とは、江戸幕府御用絵師である「奥絵師」を補佐する役目の職位。 本作もおそらく武家の端午節句用に制作された品でしょう。 この朱一色の |
参考:浮世絵に描かれた
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引用:喜多川歌麿「端午節句」1803年。 |
上記は喜多川歌麿の浮世絵で、端午節句を描いた作品。 2018.1.1 いわき絵のぼり吉田 絵師 |
あとがき
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祈りの大型民衆絵画 |
幕末の端午節句図。アシェット社銅版画。 絵のぼり吉田蔵 |
絵のぼり(節句のぼり)は大名から庶民まで親しまれてきたため、世に残った作品は雑多です。 |
江戸期絵のぼりは、今後の調査に期待 |
古い絵のぼりは在野に埋もれ、近年まで研究されませんでした。 さらにご興味ある方は、収集家北村 いわき絵のぼり吉田 絵師 |
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