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心豊かな人生を祈る ![]() |
| —— 禅画の古典「十牛図」に由来する 童子騎牛の姿を描いた室内用いわき絵のぼりです。 牛にまたがり、 笛を吹きながら帰路につく童子の姿は、 穏やかで自由な境地を象徴する図像として 古くから知られています。 その姿には、 お子様が心豊かな人生を歩むようにという 静かな祈りが込められています。 【図像の由来】「十牛図(じゅうぎゅうず)」とは、禅における悟りの道筋を十の段階に分け、 絵と詩によって表した古典的な教えです。 その第六段階にあたるのが 「騎牛帰家図(きぎゅうきかず)」── 牛に乗り、家路へ帰る童子の姿を描いた場面です。 牛は本来の自己や真理を、 童子はそれを探し求める人間の姿を象徴します。 長い探求ののち、牛にまたがり笛を吹きながら帰る姿は、 心の安らぎと自由を表す図として知られています。 【この図像について】この作品は、禅画の古典に見られる童子騎牛の図像をもとに、節句幟としての構図を研究しながら描いたものです。 2019年、江戸時代の笛吹童子の古作絵のぼりを入手したことが この図柄を描くきっかけとなりました。 素朴ながらも魅力あるその図像に触れ、 現代の室内用いわき絵のぼりとして 新たに構成し直して描いた作品です。 江戸時代には、禅画の主題を取り入れた絵のぼりも作られ、 子どもがのびやかに人生を歩むことを願う図柄として 飾られていました。 牛にまたがり笛を吹く童子の姿は、 争いから離れた穏やかな境地を象徴し、 自由な心と豊かな人生への祈りを表しています。 |
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【制作について】この作品は、三代目の絵師・辰昇(しんしょう)による完全手描きの肉筆画で制作された 室内用いわき絵のぼりです。 福島県指定伝統的工芸品 「いわき絵のぼり」の技法を用い、 一枚ずつ丁寧に描いています。 【サイズ】約1.7×0.7m |
【関連作品】
▼ 未来へ駆け出す、若き命の躍動
▼ 若き日の出会いを描いた成長の物語
▼ 静かな波間にたたずむ、やさしい情景
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松重豊さん出演「福島豊」Youtubeシリーズにて、
絵のぼり工房として紹介されています。
工房訪問回および絵のぼりのお披露目回です。
人の集まるハレの場を象徴する、ユーモラスな「旗印」として。
松重豊さんが工房へ(第7話)
絵のぼりお披露目(第8話)